ワールドカップで日本代表の予選敗退が決まった。
全く興味がないのだが、それでもちょっぴり残念だ。
だが選手達の健闘は大いに称えたいと思う。
でもこれで連日連夜のお祭り騒ぎが少しは収まるかと思うと少々ホッとしている。
サッカーファンは日本代表が敗れてもハイレベルな戦いに興奮し続けるであろうが
大多数のにわかファンの一時のサッカー熱は、
マイナス25℃の冷凍庫に放り込まれたマグロのように急速冷凍されるに違いないからだ。
そもそもFIFAが冷静かつ真剣に実力を分析したランキングを見てごく普通に判断すれば
ランキング40位以下の日本代表が12位のギリシャや8位のコロンビアに勝てるわけがない。
横綱vs小結、大関vs前頭筆頭くらいの力差なら
ひょっとすれば一泡吹かせることもできたかもしれないが
日本代表はようやくワールドカップという幕内に定着し始めた幕尻力士のようなもので
横綱・大関に勝てるわけがないのと同じだ。
私は、選手達には頑張ってほしいとは思っていたが、
まず予選は突破できないだろうとハナっから思っていた。
別にサッカーが嫌いなわけでも、ワールドカップが嫌いなわけでもない。
冷静に判断しただけの話だ。
案の定、C組はランキング通りの順位に落ち着いたわけで、
至極順当な結果、日本代表の今の実力通りの結果なのだ。
日本代表の予選敗退を受けて、これまでさんざん「イケる、イケる!」と煽っていたメディアが
お得意の手の平返しのこき下ろしを炸裂させるのは時間の問題であろう。
だが、開幕前に冷静な実力分析とチーム情勢を総合的に判断して
この結果を予測するのがメディアの仕事であり実力であるわけで、
ろくな分析もせずお祭り騒ぎを煽るだけ煽っておきながら、
終わった後に一転「あれがダメだ、これがダメだ、やっぱりダメだ」とこき下ろすのは
自分がいかに能無しであったかを自分で堂々と言いふらしているようなものだ。
自分はバカだと自分で公言しているわけであり、
こき下ろせばこき下ろすほど自らの墓穴を掘り続けることになるのだ。
こういうのを、メディアのオウンゴールという。
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